***親愛なるキミへ ~親友への手紙***大事な思い・・・私が憧れてやまない生き方・・・ 壊れそうな繊細さを持ちながらも、ストイックなまでに何かにのめり込んでいく生き方。 そんな風に生きてる遠い戦友より、メールを貰いました。 「一日自分の部屋にこもりきりで、 嬉しいとき、悲しいとき、 辛いとき、やりきれないとき、 心の持って行き場がなくておれそうになるんです。」 一瞬にして、その潔さ、深く一途な思いが心の中に染み渡りました。 私のその大事な戦友は、 言葉に触れるだけでも手をさしのべたくなるような、 とてもとても儚げな、壊れそうな気持ちを支えながら夢に立ち向かい続ける・・・とてもとても素敵な人です。 7才も年下でありながら、私は今までも教えられることがたくさんありました。 しかし、今日はホントに完敗でした。 なんて、凛々しい生き方なのだろうと、 そのメールの文字に触れただけで、涙が止まらなくなりました。 弱い自分を支えきれず、泣きそうな幾つもの夜を越えて・・・ 今も夢を追いかけ続けている。 私の頬を流れ落ちる涙は、自らの生き方の甘さを恥じていました。 例えるならば、 その時その一瞬を生きていることに感謝しながら、 自らの命を紡ぐように、 その時の精一杯の自分で歌う歌手・・・。 よく生徒さんに言っていることです。 余裕を感じさせ過ぎる歌からは何も伝わって来ない。 持てる力の精一杯で、 その時出来るぎりぎりの自分で一曲一曲を歌うのでなければ、 カラオケになってしまう。 大きく張り上げる声よりも、小さく抑えて歌う時こそ 繊細な気遣いと、深い想い、自分の息をコントロールしながら 丁寧に丁寧に歌わなければ・・・。 なのに、最近の私ときたらどうでしょう。 余裕を持ちすぎていた。 今の私が歌う歌に感動してくれる人なんていない。 気持ちの面でも、生き方の面でも、自分に甘すぎる。 色々なことに目を配る余裕がなくなるくらい、もっと一途に生きたい。 壊れるぎりぎりのところで、作りあげていくものでなければ・・・。 私は何度も何度も、その天からの声とも思えるメールを読み返しました。 そして祈りました。 もう一度私も現役で、戦友となろう。 感謝のメールを送信しました。 心からのありがとうを送りました。 貴方は必ず成功する。 自分の夢を、その手にする瞬間が来る。 でも、それを瞬間ではなく、永続させるために生きなければならない。 そのためには、様々な技術や技量、知識や経験が必要だと思う。 これからの日々・・・ まだまだ辛いことや悲しいこと、いたたまれない思いも数々降りかかることでしょう。 でも、そのすべては必要なこと。 永く永く、笑っていられるように なくてはならないものだから・・・。 どうかこれからも戦友でいてください。 涙が出そうなこんな夜、支えることが出来るように、 私も精一杯頑張るから・・・。 ジャンル別一覧
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